※以下は2023年度までの情報です。生活環境学科のカリキュラムは2024年から変わります。
年次 | 製図?演習 | 計画?意匠 | 環境?人間 | 材料?加工 |
---|---|---|---|---|
プロダクトやインテリア空間をデザインし、表現する技術を身につけます | プロダクトやインテリア空間を設計する際の基本的な知識やデザイン理論を幅広く学びます | 快適で衛生的なプロダクトや空間づくりのための知識を学びます | 実際に形を作るために必要な材料や加工法についての知識を学びます | |
1 年次 |
デザイン基礎演習a デザイン基礎演習b プロダクトデザイン演習 |
プロダクトデザイン論 住居学 住居デザイン論 |
情報アメニティ論 色彩学 生活気候学 |
|
2 年次 |
マルチメディアデザイン演習 設計製図基礎 色彩設計演習 建築?インテリアCAD |
工業デザイン概論 ユニバーサルデザイン論 基礎造形論 インテリアデザイン論 住環境デザイン論 |
人間工学 プロダクトアメニティ演習 ICT基礎演習 感性と生活情報システム 環境心理学 |
建築?インテリア構法 |
3 年次 |
生活機器設計演習 生活空間設計製図1 生活空間設計製図2 インテリアデザイン演習 インテリアグラフィック演習 |
建築デザイン論 生活空間計画 デザイン史 インテリアコーディネート論 |
生理人類学 生理人類学実験 人間工学実験 |
材料力学 生活材料学 |
4 年次 |
インテリアコーディネート演習 | 建築法規 |
デザイン基礎演習では、デザインの基礎となる図法やスケッチを学びます。プロダクトデザイン論ではモノはどうやってデザインされているのかを学び、後期の演習で身近な生活道具のデザインを実際に行います。生活気候学では住居や衣服と気候の関係、プロダクトアメニティ論では快適性について考察を行います。色彩学はプロダクト?インテリアの枠を超えてさまざまに応用できる色彩理論を学びます。住居学や住居デザイン論を履修することで、一番身近な住宅のインテリアを考える基礎が学べます。
2年では、専門性の高い講義が始まります。工業デザイン論?演習では、大量生産されるモノのデザインに関しての理論と実際を、ユバーサルデザイン論では、高齢者体験などを通してその必要性と社会的意義を学びます。環境心理学ではプロダクトやインテリアと人との心理的な関わりを、人間工学系の講義?演習ではインターフェースや調査?解析法について学びます。インテリアデザイン論で空間内部のデザインについて学びはじめ、建築?インテリアCADにおいてコンピュータを用いたインテリアや建築の表現を習得します。住環境デザイン論では、インテリアから建物?街への接続について考えます。
3年になると、さらに専門性の高い授業が開講されると共に、1?2年次で学んだ基礎知識と技術を応用し、様々な設計を行う授業が加わります。生活機器設計演習では、現状の製品に関して問題点を抽出し、改善案またはそれに代わる新しい製品の提案を行います。同時に設計意図やコンセプトを第三者にコミュニケーションする手法も習得します。デザイン史では、プロダクト?建築?アパレルの歴史を当時の社会背景ベースに総合的に学びます。生理人類学?実験では環境に対する人の反応という視点からプロダクト?インテリアの基礎となる「環境ー人間系」の考察と実験を行い、人類の本質に迫ります。生理人類士資格を受験される方には履修されるようお勧めします。インテリアデザイン演習、生活空間計画、建築デザイン論、住環境?設備学、材料力学などを履修することで、インテリアコーディネーターやインテリア設計士2級などの資格取得に必要な知識が得られます。生活空間設計製図1?2では、住まいを中心とした設計課題を通して、インテリアについて考えます。
4年では、インテリアコーディネーター向けにインテリアコーディネート論および演習が開かれます。これらは資格取得に対応できる実践的な科目です。建築法規にはインテリアに関連する事項も多く含まれています。4年次の活動のメインは必修の卒業研究となります。論文か制作かを選択出来ますが、どちらもこれまでの総決算として1年をかけて取り組みます。