2018.10.26
気がつくと10月もあとわずかになってきました。後期は本当に飛ぶように過ぎていきます。研究室としては学祭まであと一週間、ということで、連日ばたばたしています。ずいぶん先にあると思っていた常磐祭、実は来週末に開催です。そんなタイミングで果たして完成するのか。去年よりも一週間早い開催、というのが辛いところです。いよいよ正念場という感じになってきました。連日頑張っているので、きちんと完成して展示させたい！模型だけでも慌ただしいのに、展示会場づくりのほうもいろいろとこだわって考えており、あっちもこっちもいろんなことができるのか？説明パネルづくりに割く時間があるのか？といろいろ心配が募る今日この頃です。- 法政大学で「まちづくり都市政策セミナー」があったのが先週末。もう一週間たっちゃったんですね。内容は「非日常的既述」のほうにアップしてみました。実際の現場に携わる人の話を聞き、社会学の視点からのコメントを聞き、建築とは異なる視点での議論がなかなか刺激的でした。セッションの後で、分科会参加者で根津に移動しての懇親会。根津を訪れるのは久しぶり。みなで根津の様子を実際に見よう、というはずでしたが、ざんざん降りの天気となり、結局根津の飲み屋へ直行直帰。こちらも楽しい時間でした。今後も環境行動研究の集いとして、こうした異分野セッションは積極的に進められるとよいなと思います。
2018.10.13
研究室はじわじわと学祭モード進行中。遅くまで残れる学生は、だんだんと遅くまで作業を進めています。スケジュールを確認して、10月中に模型を完成させようと思ったら、かなりのハイペースで作業を進めていかないといけないことに気づいてきました。今年の模型も、それぞれに細かい部分がいろいろとあり、形になるほど、やらないといけない作業が増えていくタイプの気がします。あと3週間、完成を見据えて頑張ってほしいと思います。- そういえば先週末は、日野のカワセミハウスのオクトーバーフェストがあったのでした。院生をリーダーにして、事前の準備は3年生総出で取り組み、フェスト前日の空間装飾は参加できる数人で作業をしてきました。基本的に天井から折り紙を吊り下げたり、布＋植物の装飾を天井の梁から垂らしたり、と、高さを使った装飾だったので、はしごに上っての作業が続きました。300羽のグラデーション折り紙カワセミは、しばらく飾らせておいてもらえることになりました。問題は、少しずつカワセミが上から墜落してくること。1日だけのフェストの間は大丈夫だろうと思ってましたが、その後飾っているうちに全部落ちちゃったらけっこう気まずいことになりますが。。。
- 日野市のユニバーサルまちづくりの委員会で、豊田駅周辺のバリアフリー状況を検証するための町歩きに参加してきました。2時間半程度でしたが、ふだんの運動不足の成果のため、けっこう疲れました。視覚障害者のグループも一緒に回ったことで、ちょっといろいろと考えるきっかけとなりました。まず豊田駅南口周辺からスタート。区画整理が着々と進行中で、まだ整備中の状態ですが、久しぶりに一帯を訪れると、ずいぶんと様変わりしていることに驚きました。とりあえず駅前ロータリーからまっすぐ広幅員道路が伸びるようになりました。以前のごちゃごちゃした道路よりも、道幅は広くなり、歩道もかなり広く、段差もないフラット仕様。ところがこれが、視覚障害者には歩きづらくて仕方がない。歩道が必要以上に広いと、道のどのあたりを歩いているのか情報を取り入れることができない。歩道もフラットだと、どこから車道なのかも分からず、まちなかを歩くための手がかりが乏しくなってしまったとのこと。ちょっとした環境圧力を加えるものを何でもバリアとして排除してしまうと、環境を捉えるための手がかりも手応えも失われてしまう可能性があるということです。視覚障害の人が、環境のさまざまな要素を手がかりにして環境を認識しようとしているのに対して、ひょっとしてすぐにスマホやナビに頼るようになってしまう我々は、環境の手がかりをピックアップする力を失ってしまっている可能性があるかもしれない、ということも思ったり。北口のほうは、イオンやテトテテラスなど、民間の事業者によるまちづくりとバリアフリー改修の事例を見学。事業者側が敷地を提供して、歩道や緑地帯をつくり、視覚障害のブロックなども整備しています。ただし、公有地は日野市が、民有地は事業者が、それぞれ意思の疎通を欠いたまま整備を行っており、障害者にとって効果的に機能していない箇所があったりしました。せっかくお金を使っているのに、それぞれの点的な整備になってしまい、まちの中を移動する際の連続的に遂行される行動として捉えられていない、という問題点が指摘されていました。なるほど検証するほうも、計画された通りに整備されているかどうかを見ているだけでは、その効果についてまでは捉えられない可能性があるでしょう。そういうことは世の中、けっこういろんな場面でたくさんあるような気もしてきました。
2018.10.03
現在のキーボード、それなりに長く使用していましたが、ここに来て盛大なチャタリング発生。「O」のキーを押す度に、「おおお…」と入力される。だーっと書いて変換すると、オ段の文字が入っている場所がすべて変なことになってしまう。じっくりと「O」を1回押しただけでも、「ooo」となっているので、文章を打つ上ではこれが限界。チャタリングへの対応方法をいろいろと検索してみましたが、よく考えてみたら予備で購入していたキーボードがあるので、それを出すことに。今までと同じ、Matias Tactile Proというキーボード。箱から取り出してみると、おお、真っ白。今まで使っていたのが、いかに汚れていたかを改めて実感。新たなキーボードを繋いでみたら、おお、問題なくさくさくと文章を打つことができる。こりゃ快適。早く繋げば良かった。- 文章中のカーソルを→キーで移動させようとしたら、今まではだーっと移動していたのに、なんだか一文字ずつしか移動しなくなった。なぜ？ふと思い出したのは、チャタリング対策にならないかと思って、キーボードのリピート設定をいろいろ変えてみたりしたのでした。リピートをけっこう遅めに設定したらチャタリングが緩和されないかな？・・・全然緩和されませんでした。それでキーボードを交換することにしたんですが、その設定はそのままにしてました。早めに設定し直したら、今までのように素早く移動するようになりました。なるほど、そういうことか。
2018.10.01
今日から10月となりました。今日は台風一過で、久しぶりの真夏日。下手したら猛暑日になるんじゃないか、っていうくらいの暑い日になりました。かなり強い台風24号がまたまた日本を縦断していったので、昨日から今日の未明にかけて、東京も大荒れとなりました。確かに夜中は風の音が激しかったです。強烈な台風が来る！というので、首都圏の電車は昨日の夜から早めに運休を決めていて、10時か11時くらには、ほとんどストップしていたようです。これだけ大規模に早めの電車運行を止めるというのは、はじめてのことらしいです。そしてそんな大型台風の去った今日は、すっかり晴れの天気となりましたが、電車は朝から軒並み止まっていたようです。このあたり、中央線も京王線も止まっていたので、こりゃ午前中は授業ができないんじゃないの？と思いながら出校したところ、何事もなかったかのように1限から授業が行われていました。それにしても、中央線止まってたのに、どうやってたどり着いたんだろう？- 今週末に日野市のカワセミハウスでオクトーバーフェストというイベントが開催され、そのときの室内装飾を担当することとなり、いま3年生はその準備に追われています。それが終わると、すぐに製図の課題、それにかぶせるようにして常磐祭の準備、と、3年生はしばらくかなり忙しくなります。いやあ、常磐祭までけっこうう短期間にいろいろ集中して大変だけど、ここはいっちょ頑張って乗り切って、よい作品を完成してほしいなあと思います。
- 土曜は、大学時代の恩師である高橋先生の建築学会大賞の祝賀パーティが、帝国ホテルで行われました。帝国ホテルに足を踏み入れたのは、やはり高橋先生の傘寿の会以来、2年ぶり。今回は予想よりもかなり人が集まったため、最初の予定の会場よりも大きな部屋に変更となりました。建築計画系の偉い先生方も多く集まっていましたが、学生時代以来かも、というような、かなり懐かしい面々が顔を揃え、半ば同窓会状態となっていました。傘寿の会のときは、パーティの幹事で裏方をやりながら司会もやって、まったく何も食べる暇も、人と話す暇もほとんどありませんでしたが、今回は参加者ということで、ゆったりと参加することができました。次に帝国ホテルを訪れるのは、また2年後あたり？