2018.08.28
昨日は昼間相変わらずの猛烈な暑さでしたが、夕方から一転ゲリラ豪雨。昨日は午後から東京に出ていましたが、車を大学に置いていたので戻ることに。7時半頃？日野に戻ってきたらけっこうな雨。でもまあ大したことないと思いながら歩いていましたが、大学に着くちょっと前くらいから、突然大粒の雨に見舞われました。ちょっとちっちゃめの傘をさしてましたが、100mくらいの間にかなりずぶ濡れになるほどでした。それからは雷もガンガン鳴り始め、雨で前が見づらく、なかなかスリリングな帰り道でした。でも練馬や世田谷では短時間の記録的大雨で、道路は冠水、駅は滝、川は増水、マンホールから水が噴き出すなどの、たいへんなことになっていたようです。京王線もしばらく運転見合わせていたようで、無事に帰ってこられたのは幸いだったようです。今日も引き続き不安定とのこと。- いつぞや出先で雨模様になってコンビニで慌てて購入した折りたたみ傘を、昨日初めて使用しました。（購入したときは結局すぐに雨は止んだので使っていませんでした。）折りたたみなのにボタン一つで開閉できるという優れもの。開くときは、ボタンを押すと折りたたんである（柄の短い）状態から一気に傘が開きます。閉じるときは、ボタンをおすと傘はとじますが、柄は長いまま。問題は、ボタンによらずに手動での開閉ができないこと。いったん閉じた傘は手動で開くことはできず、柄が長いままだとボタンも効かず、柄を手動で短くした状態にする必要があります。これに気づいたのは、車にいったん乗り込むために傘をたたんで、外にでるときに柄が長い状態から開こうと思ったのに開かない。手動で開けようとしても開いた状態で止まってくれず、傘をぎゅぎゅっと縮めてから、あらためてボタンで開くまで、かなり雨の中で濡れる羽目になりました。学習したので、次に車から降りるときは、車の中で傘をちゃんと折りたたんだ状態にして、外に出るときにスイッチオン。よしよしちゃんと開いたぞ。鞄を持って外に出た瞬間に、うっかりボタンを押して傘が閉じる！またもや雨の中で傘を折りたたむことに。うっかり傘が閉じでしまうと、再度傘を開くために、雨の中で力を入れて傘をたたまないといけない、というデザインはちょっと考え物だ、と思った次第です。妙にボタンが押しやすい位置についているし。ぶつぶつ。
- 安倍首相が3選目の総裁選に出馬表明。誰もが最初から出ることは分かってたけど、わざわざ時期を引っ張っての表明。野田聖子はどうやら出馬断念。ということで、安倍・石破の一騎打ちという構図。石破さんのスローガンは「正直・公正」。なんとこのスローガンが、安倍に対する個人攻撃だ！という理由で自民党が難色を示したという。これが個人攻撃にあたるということは、対抗馬である現首相が「正直・公正」の真反対の存在である、ということを自民党全体が認めている、ということ（誰でも知っていることだけど）。そしてその事実を公に宣伝することに対して、潰しにかかろうとしているということ。ここまで内外から「不正直で不公正」な存在であることを周知された人間に対して、この先も首相を続けさせようとすることが、なぜ許されているのかがまったく理解できない。この先「正直・公正」という価値観は、世の中でどんどん軽視され、タブー視されていくのかもしれない。
- 現首相のさらに新しいスキャンダルとして、かつて下関市長選で、自分の推す候補の対立候補の選挙妨害を暴力団関係者に依頼し、その対価を当初の値段よりも値切ったために、その暴力団から自宅に火炎瓶を投げ込まれた、という。政治家が対立候補に対する選挙妨害を直接指示する。それをこともあろうに、暴力団に依頼する。もうこれだけで、政治家失格というレベルではなく、反社会的勢力そのものであり、社会の敵と言ってよい。そんな反社会的存在が現在、そしておそらくあと数年にわたり、首相として政治のトップにいるということ。
2018.08.21
Wordを立ち上げる時と終了するときにいちいち、「非表示モジュールlink内でコンパイルエラーが発生しました。」というエラーが出ています。「OK」をクリックすればエラー表示は消えるだけなので、実害はないといえばないのですが、ちょっと面倒くさい。こないだ対処法を調べて対処して、しばらく発生しなくなっていましたが、またこの頃エラーが出るようになりました。対応法のメモを残しておこうと思います。- その対応法は「 ~/ユーザー/Library/Group Containers/UBF8T346G9.Office/ユーザーコンテンツ/Startup/Word/linkCreation.dotm 」というファイルを削除する、というもの。これでしばらくエラーが出なくなることを祈ります。
- さて大学の一斉休業期間もすっかり終わってしまったので、これからいよいよ後期の準備をしたり、学会の準備をしたり、夏合宿の準備をしたりしているうちに、あっという間に後期に突入してしまいそうな気がします。大学自体の夏休みはまだ1ヶ月近くあるんですが、なんだか急に心の余裕がなくなって来た気がします。いろいろとやらないといけないことが山積みになっているので、ぼやぼやしているとまた尻に火が付きそう。
- 19日は日野でオープンキャンパスがありました。7月ほどは人が来ないんじゃないか、という観測もありましたが、前回と同様の大教室でガイダンスを行うことに。最初はぜんぜん人がいなかったので、広い教室に帰る必要なかったかな、と思いつつ、それからどんどん人が入ってきて、午前中の部は教室が8割方埋まる感じ。思いのほか、大勢の人に集まってもらいました。今回のOCは前回に引き続き、ゼミ生がいろいろと関わる第2弾。学科ガイダンスの後に学生によるトークショー（20分）。やはり学生の生の声というのは、高校生にとっても保護者にとっても、評価が高かったです。模擬授業の後では学科ツアーの案内役＆説明役。アパレル志望組と、建築志望組ABの3班に分かれて、学生が案内しながらの学科内ツアー。前回はけっこうばたばたしましたが、今回は少し余裕をもってスムーズに進められたようです。1階のキャンパス模型展示のところには、新たにパネルを数枚立てて、実は私たちで作りました感をアピール。あと学科を宣伝するための2つ折りのカードを作成し、来場者へ配布。そんなこんなで、実は夏休みに入ってからも3年生は作業しに来ていたりして、今回のOCが終わってようやく一段落、となったことになります。みんなけっこう積極的に関わってくれているので、今までのオープンキャンパスよりもイベント感にあふれたものになってます。次のOCは9月16日、夏休みの終了直前です。
2018.08.19
金曜土曜と東北で福祉施設関連の見学会があって、1泊2日で参加してきました。初日の見学施設は、医療福祉建築賞受賞した大船渡の特別養護老人ホーム。東北新幹線の一ノ関駅で下車したところで、岩手県初上陸。岩手は何度も通貨したことはありますが、きっちりと降り立ったのは今回が初めてでした。ということで、ついにというかようやくというか、47都道府県の訪問制覇となりました。おめでとう！宿泊していない県は、徳島、福井、岩手の3県。実は来月の建築学会の際に、再度大船渡に行くことになっています。この短期間に2回も岩手の大船渡に行くというのも、なかなか不思議な巡り合わせですが、次回は宿泊もするので、また一つ制県レベルが上がることになります。- 大船渡は三陸海岸沿いの街なので、一ノ関からレンタカーで2時間弱。運転してたわけではありませんが、なかなかの距離感でした。海沿いに建っているわけではないので、岩手に来た、三陸に来た、という感慨はほとんどないままに、街の中に唐突に施設が現れました。100人定員の施設ですが、外から見たときにはそれほど大きく見えず。特別養護老人ホームというと中庭型のものがやたらと多いですが、そうすると外からみると、かなり巨大なボリュームになりやすい。でもこの施設は、真ん中に共用空間を置いて、ユニットを十字形に配置するというユニークなプラン。外から見ると1ユニットずつのウィングしか見えず、また居室もかなり凸凹に配置されているので、全体がスケールダウンして見えます。とりあえず、特養という外観はしていません。そしてこの十字配置のプラン。見学に行った我々に合わせて活動していたのかもしれませんが、中央のセミパブリックスペースでフロアごとにイベントを行っており、久しぶりに賑わうセミパブリック空間を見たような気がします。各ユニットとセミパブリック空間との境界は、がっちりと玄関で区切ってしまうのではなく、格子状にゆるく区切るだけのかなり開放性が強いもので、ユニットの中からセミパブリックの賑わいが見えるようになっていました。ユニットの中で一人でひっそりと過ごしていてもいいし、セミパブリックでのイベントに参加してもいい。入居者の人に居場所の選択肢を与えることに成功しているように見えました。プライベートはセミプライベートに開き、セミプライベートはセミパブリックに開き、セミパブリックはパブリックに開き、パブリックに近づくほど活気があって賑わっている、という状態が、ユニットケア施設として大事なのではないか、という持論を長年唱えていたのですが、前評判のいい施設でもなかなかそんな状態のものは見ることがありませんでした。でも今回見学した施設は、そうした質の片鱗が見られる、可能性に満ちた環境の施設なのかもしれません。きちんと調査してその使われ方を分析しておきたいと思える施設でした。
- 2日目は仙台市内（郊外）の高齢者住宅（と呼んでいいのかどうか）を見学しました。アンダンチという名前の、サ高住、小規模多機能、保育園、就労支援、そして有機レストランの複合施設。いろんな施設が混在して、そこに関わる人もいろんな世代、いろんな立場の人が混在するように考えているようです。まだオープンしたばかりなので、実際の居住はこれから。でもサ高住のエントランスの横には駄菓子屋が作られ、高齢者よりもいち早く、近所の小学生がたむろするような場所になっていました。中庭にはおとなしい山羊が2匹いて、これも近所のこどもたちが訪れる理由になっています。レストランで昼食をいただきましたが、なかなかボリューム満点で栄養バランスも取れている。ということで、昼時にはどんどん近所の人らしき人が次から次へと音ぞれています。周辺に住むひとにとっても、気安く遊びに来られるような、そして自分の居場所と感じられるような場所になっているように思いました。
2018.08.12
大学は一斉休業期間に入りました。採点やら何からいろいろとやり残していることがあったので、昨日と今日と暑いのを覚悟で研究室に来てみました。あれ？なぜだか大学に冷房が入っています。これなら家で暑い思いをするよりも、ずっと快適に過ごせています。明日から全学的に停電らしいので、さすがに休みに入ります。一週間、人間ドックに入ったり、奥さんの実家のほうへ行ったり、学会関係の東北見学会に参加したりして、あっという間に過ぎてしまいそうな気がします。そして19日にはオープンキャンパスで模擬授業の担当になっています。うっかりと今までとは違う授業の内容にしてしまったので、そのための準備もしないと。そして次回のOCでもまた、ゼミでいろいろと企画をしているので、その準備も怠りなく。。。- それにしても、採点作業がけっこう手間がかかりました。例年よりも時間がかかっているような気がします。だんだんと文章を採点するだけの集中力が削がれているような気がします。あんまり採点に労力がかかるのは、そろそろ考え物かもしれません。なんだかんだ製図の採点する時間がしわ寄せをくってしまいました。とにかく、休みに入る前に成績をつけて提出！した瞬間にミスが発覚。休み明けに修正依頼を出さないと。。。大事な作業を慌てて行ってしまうとロクなコトがないですね。
- さて、全館停電に備えて、いろんなものの電源を切ってから帰らないと。
2018.08.06
先週の金曜に、卒業研究の企画発表会を行いました。この時期、この段階なので、それぞれの研究のテーマとその目的を伝えることが目標となります。例によって槙ゼミとの合同発表、質疑無制限で行いましたので、18題の発表で6時間ほどの発表会となりました。途中休憩時間を挟んだり、初っ端には大学院生の発表も行っているので、1題あたり15〜20分ということで、まあ計算通りの進み具合ということになりました。要するに目的は何なの？何を明らかにしたいの？というあたりが突っ込まれており、夏休み中の大きな課題が突きつけられた形になりました。発表会終了後にはささやかな懇親会（打ち上げ）を行い、学生たちは、これで「夏休み突入だー！」と盛り上がりつつ、そこまで参加いただいた先生方に、今後の進め方についていろいろとアドバイスをいただいていたようです。とりあえずこの危機感がいつまで持つか。- 実はこの前日の夕方には高田ゼミの企画発表会があり、5限の時間から9時過ぎまで参加していました。その途中からなんだか急に体がだるくなってきて、これは妙にやばい感じ、熱っぽい感じがしてきました。とりあえず発表会が終わった後、慌てて家に帰って体温を測ってみると、案の定というか、久しぶりにこんな熱の表示を見たぞというか、思ったよりも高い値。風邪なのか？明日企画発表会なのに大丈夫か？とりあえず解熱鎮痛剤のような薬を飲み、頭を冷やして早めに就寝。翌朝起きたら、何とか微熱程度に下がってたので、無事に（？）企画発表会に参加することができた次第。ぐったりするほどではなかったけど、体調万全というわけではなかったので、さすがに懇親会ではアルコールは控えることに。ようやく一区切りということで楽しみにしていたけれど、ちょっと残念でした。
- ということでこの土日は、なるべくおとなしくしていようということで、久しぶりに自宅で静養。頑張って何もしない、だらだらと読書に勤しんだ2日間。ちょっとだけ回復した気がします。5月末からインテリア設計士が始まり、平行してオープンキャンパスプロジェクトの模型づくりがあり、そして卒業研究企画発表会と、ほぼ休みなしで来ていたので、さすがに疲れていたかと。そう考えると、発熱から一晩で回復したというのはなかなか頑張ったかな。ひょっとすると軽い熱中症だったのではないかという疑惑も。