2016.06.30
「支持政党なし」という政党が参院選の比例代表に出馬しているらしいです（略称「支持なし」）。これは注意しないと。どこも支持する政党がなかった場合「支持なし」って書けばいいのか、って思うと、その政党に票をいれることになってしまいます。そしてこの「支持政党なし」党は「政策一切なし」と言いつつ、「与党の自民党と公明党の言う政策以外は、全て絵に描いた餅」と言っているので、間違えて票を入れるということがないように。- インテリア設計士の試験が来週末に迫ってきました。あっという間です。毎年のことながら、この間、実技対策資料作りと学科対策資料作りと対策講座で忙殺されています。でも講習会は例年よりもすんなりと終わっています。基本的にきちんと描けている学生が多いように思います。たぶん図面チェックの手間は軽く済んでいるはずです。でもなんだか、今年はちょっと疲れが抜けない感じがしてます。ふう。
- 参院選出馬の三宅洋平氏の街頭演説をYouTubeで見てしまう。熱い。きちんと心に届く声で語っている。息を吐くようにウソばかりついている政治家の対極にあります。
2016.06.19
本日オープンキャンパス。昨日は各地で猛暑日を記録するような暑さでしたが、今日はそれほどでもなく、天気も良かったので、けっこうな人出がありました。午前中の模擬授業も、午後の学科ガイダンスも、立ち見が出るほどではなかったけど、教室の大半が埋まっている感じ。今年は学科独自のイベントもうってみようということで、公式のガイダンスよりも少し踏み込んだ解説や、学科ツアーなどを企画しています。今日はとくに出番があったわけでもありませんが、次回のキャンパス体験会では模擬授業の担当となります。- 東京電力の第三者検証委員会というところから、今頃になってなぜか突然報告書が公表されたという報道。炉心溶融（メルトダウン）という言葉を使わないように副社長が社内に指示をしていたが、それは当時の官邸から指示があったためという話。しかし聞き取りは複数の社員によるものだけで、官邸からは確認しておらず、何の裏付けもない中途半端なもの。そもそも第三者検証委員会というのが、東京電力から雇われた弁護士らによる委員会で、とても第三者とは言えない。そして当時の民主党政権は、この報告書を真っ向から否定している。参院選直前というこのタイミングでこんな報告書が出てくるというのはいったいどうしたことか。どうも内容の真偽などはどうでもよくて、とにかく当時の民主党のイメージを貶めればよい、ということなのではないか。当時野党だった安倍晋三は、原発事故の際、事態の改善や救急対応や復興につながることは何一つすることなく、デマを飛ばして政権を貶めようとすることしかしていない。そして今回もそういうことなのではないか。このニュースを聞いたときは、その卑劣さと稚拙さに本当に吐き気を催すほど。
2016.06.17
気がつくと体育祭も過ぎてしまいましたが、毎日びゅんびゅんと日々が過ぎていきます。この間、ふだんの授業の準備に加えてインテリア設計士講習会のための回答案づくりと資料づくりに追われていました。週末に図面を描きつつ、審査会の分厚い資料を何冊も読んで審査票をつくる、科研費の報告書をつくる、そして学科の作品集の原稿をつくる、と、いろんな〆切がばたばたっと降ってきていました。今回ばかりはぜったい無理！と思いつつ、何とか目先の山は乗り越えたようです。でも授業が終わると脚が吊りそうになってます。振り返ってみると、ゴールデンウィーク以降、ろくに休んでいない。。。- 世の中ではいろんなことが起きています。ここのところテレビでは延々と舛添叩きが起きていて、どの番組つけても同じように辞めろの大合唱。しばらく頑張っていたけど結果ついに辞任に追い込まれました。確かにその報道だけ見ていると、都政の私物化が極まっているように感じます。でもここまで徹底的に叩かれていると、その裏に何かがあると思わざるを得ない。フランスのルモンド紙では、日本のメディアが舛添問題一色に染まる中で、政府にとって不都合なニュースが隠蔽された、という分析を載せているようです。確かにオリンピック誘致に絡む問題も、甘利のあっせん利得の問題も、パナマ文書の問題も、G7サミットにおける「リーマンショックに似た状況」問題も、増税先送りの「新しい判断」についても、すっかり忘れ去られたかのような状態です。「さらに、舛添事件によって、7月10日の参院選の選挙選のスタートが丸ごと隠蔽された。これはさまざまな批判、とりわけ経済政策の失敗についての批判を回避しようとしていた政府にとってはまことに好都合なことだった」という分析で記事を締めています。日本で起きていることの実態を外国の報道で知る。
- イチローがピートローズを抜いた！前人未踏の4257安打！ただし日米の合算のヒット数なので、盛り上がっているのは日本だけで、アメリカでは誰も関心がないのかと思いましたが、けっこう盛り上がっていたようで、実はちょっと驚き。ピートローズ本人は、新記録としては認められない、と文句を言っているようですが、でもそれがアメリカ人の一般的感覚かと思いきや、凄いものは凄い！と賞賛する人もかなりいるようです。こういうところは、アメリカの懐の深さというか、人の良さというか、なんだかそういうことを感じます。日本だと、外国人選手に対してこんな盛り上がり方はまずしないのではないでしょうか。たとえば、韓国のスター選手が日本に来て活躍したとして、韓国での実績と日本での実績を合算した記録を果たして取り上げるでしょうか。そんなもの合算することに意味がない、という意見で一色になるような気がしています。
2016.06.02
6月です。毎週毎週あっという間に時間が過ぎている気がします。6月になるとまたいよいよインテリア設計士の季節が近づいてきました。またその準備で忙殺される日々が。。。でもその前に、来週のうちに報告書をまとめて、審査表を書いて、査読も何とかしないといけないし。といっている間に、製図の課題の赤入れと生活空間計画の採点と住居学のコメントシートと、そして卒研がらみとゼミの後半に向けての準備があります。むむむ。先週から今週にかけては、その合間合間で卒論生の面談も進行中でした。なんだか目の前がくるくるしています。- MERA大会があったのは先週の土曜でした。早くも一週間が経とうとしています。今年は法政大学での大会開催。市ヶ谷から徒歩6〜7分くらいでしょうか。都心のど真ん中、いいロケーションです。午前中はワークショップの新しい試みとして「MERAライブラリ」。一人3冊ずつ本を持ち寄って紹介し合うイベントを行い、その後、近畿大学の鈴木先生と法政大学の長岡先生によるレクチャー。全体のテーマは「モノ」を媒介とした場の構築、ということになります。モノを媒介とすることによって、コミュニケーションを呼び起こしたり、コラボレーションの手がかりにもなる。物理的な環境を整えることは、目的でも手段でもなく、人と人、人と世界とを媒介することに他ならない、という内容。もう少しきちんと内容をまとめておこうと思っているのですが、いかんせんまとめる時間がなかなかとれず。でも忘れないうちに簡単にでもまとめておきたいところです。