バックナンバー 2006年03月
2006.03.29
- 週末、富山に行ってきました。「富山型デイサービス」という取り組みをいくつか見学してきました。高齢者も障害者も子供も、縦割りの枠のなかに閉じこめるのではなく、同じ場所を共有してサービスを受けるというもの。サービスの形というよりも、むしろ生活の形、関係の形の提案。提案というよりもむしろ、当たり前の生活、当たり前の関係を作っていこうとする試み。でもそれがサービス形態としては新しい。そんな見学会でした。
- 明日・明後日と、出かけて研究室は不在になります。今日が3月最後の出勤ということになりました。3月中にやるべきことがたくさんあったのに、ほとんど終わらないまま4月に突入することになってしまいました。新学期、果たしてどうなることでしょう。ひー。
2006.03.24
- 一応中身をすべて入れ替えてみたら、アップロードできるようになった気がします。原因はよくわかりませんが、学科のホームページを新しく入れ替えたときの作業に伴うものだったかもしれません。今日から学科のホームページが、業者仕様のそれらしいものに変更になりました。
- 明日から1泊2日で、富山に行ってきます。建築学会の高齢者居住小委員会主催の見学会です。いくつかグループホーム等を見てくる予定。ひさしぶりに飛行機に乗ってきます。月曜は清里に行くので、次に大学に来るのは火曜になりますね。これでほとんど3月も終わり?
2006.03.23
- サーバの側の問題だか、作っているファイルのほうの問題だか、全然わかりませんが、どうもホームページのアップロードがうまくいきません。このページだけは何故だかアップできるようですが、メインのほうはエラーが出て上書きできません。昨晩、指定アドレスにファイルが見つからないと言われて、外からページを見ることができない事態になっていました。それも関係するのかな。
2006.03.22
- そうこうしているうちに、卒業式も終わり、謝恩会も終わりました。これから束の間の春休み、でも大学には来て、学会の準備を始めないと。藤井さんももう来ないので、しばらくは寂しい研究室になるかもしれません。
- 昨日、謝恩会は6時半からだったのですが、それまでいわき市のグループホーム見学ツアーに行ってきました。JIHaから声をかけてもらい、夕方までに間に合うようにスケジュールを組んでいただいてしまいましたので、参加しないわけには参りません。日帰り強行軍ということで、建築会館に朝7時に集合!!車で片道3時間弱といったところでしょうか。グループホームの見学なんて30分くらいしかかからないかと思いきや、結局2時間半くらい居たのではないでしょうか。リビングにあたる空間が和室の続き間で、掘りごたつに入ってのんびりと過ごしてしまいました。昨年5月開所でもうすぐ1年というところですが、畳も汚れませんし、障子も一つも破けていません。入居者の方々も、落ち着いてのんびりと過ごしているようでした。新築でこんな落ち着いた雰囲気を出せるのはさすがです。
- 本当にグループホーム見学のみで帰途につき、何故か運転手となって5時過ぎに東京に戻ってきました。そのまま六本木ヒルズへと向かい、謝恩会へ。六本木ヒルズの庭園や広場など、最初に来たときはもうちょっと広かったような気がしましたが、工事をしていたせいもあってか、思いのほかコンパクトに感じました。あんなものだったかな?それにしても、さすがにちょっと疲れました。途中から声がでなくなりました。
2006.03.17
- 今日は金曜日。昨日で今年の会議もすべて終了です。週末をはさんで月曜はなんと卒業式となります。今年もいよいよ終わりということです。ただ、終わりは始まりの始まりです。ほっとするゆとりはあまりありません。
2006.03.16
- 昨日、高齢者居住小委員会主催の公開研究会に出席してきました。テーマは「施設から外に出る」ということで、高齢者居住施設の入居者を施設の地域に出していく試みの事例やその意味について、発表がありました。地域に出て行くことが実は地域に入っていくことであって、施設の内部空間というのは実は地域から見ると外部になっている、という意味深な指摘あり。また、とにかく施設を出て「歩く」ことだけでも、運動量が増え、高齢者が元気になり、コミュニケーションが豊富になり、職員の接し方まで変わっていく、という報告あり。リスクある外の世界に触れ、体験することによって、逆に施設の世界をとらえ直すことができるのでは、という示唆あり。実りの多い研究会でした。
- 実際に身体を動かして体験することの重要性というのは、考えてみれば当然かも知れませんが、高齢者の話だけではないですね。インターネットが発達してどんどん便利になっていくと、いちいちいろんな店を巡らなくても、コンピューターに向かったままで何でも買い物できてしまう。とりあえず最寄りのコンビニに行けば、家で手間暇かけて料理することなく、食料を調達することができる。自分では何もしなくても至れり尽くせりのサービスが取り巻いている、それが果たして生活として豊かなのかどうか、という問題提起にもつながるような気がします。その人の生活が豊かになるということは、サービスを提供することではなく、その人自身が豊かに振る舞えるようになること、ということを、この、高齢者を施設の外に出して歩かせるという取り組みは、実践的に示しているように思いました。
- もう一つ面白かったのが、いろんな用途の建物を「仕方なく」高齢者施設として転用した事例でした。銀行だったり映画館だったりホテルだったり、いろんなものが、高齢者施設に相応しいという理由ではなく、たまたま空きがあったというだけの理由で転用されています。もちろん結果的にいいものもあれば悪いものもあるわけですが、高齢者施設らしくなさが、結果的にいい味をだしている場合があります。最高の材料を集めて練りに練った計画によって、つねに最高のものができるわけではない。それぞれの地域で使える材料も限られるなかで、あり合わせのものを使っていかに美味いものを創り出すか、そんな地域の料理人のような存在が重要になるのかも知れません。場所場所で使える材料が変われば作られる料理も変わってくるし、料理人が変わっても料理も変わって味も変わる、でもそれぞれに違った美味しさがある、というような。それは、最高のフランス料理を食べたら美味しかったので、全国一律にフランス料理を提供すべし、というような「制度」と結びついた施設とは違うあり方だろうと思います。
2006.03.13
- 今日は誰もいない静かな研究室です。さぞや研究が進むかと思いきや、やらなければいけない学務がいろいろと。。。やれやれ一段落、と思ったらもう夕方になってしまいました。何気なく窓の外をみたら、雪がちらついています。今日は昨日とは一転して寒い一日で、日本海側で雪とは聞いていましたが、こっちまで降ってくるとは驚きです。今日は寒いから自転車で来ないで良かったと、しみじみ思っています。
2006.03.09
- 今日は、久しぶりに自転車で来てみました。12月くらいから車もしくは電車で来るのがほとんどだったので、3ヶ月ぶりくらいになるのでしょうか。すっかりなまった身体には、坂が猛烈きつく感じました。初日の今日はとても登り切れるものではありません。マスクをしたまま自転車を漕ぐのも、けっこう苦しいです。でも去年はじめて自転車で来たときの、それだけで身体がぼろぼろになった気がしたのに比べると、それほどでもないかな。帰りがまたきついと思いますが。
- 昨日くらいから、年度末の報告書作りやら決算やら、いろいろな処理に追われ始めています。ちょっと計算してみたら、研究費を使い切れていないことに気付いたりしています。出張に出たときの領収書がなかったりするのが、この期に及んでかなり痛手となっています。この際、新学期になってから買おうと思っていたものを急いで購入しよう。
2006.03.08
- 急に暖かくなって、春らしい陽気になってきました。そして花粉の本格的に舞う季節となってきました。今年は花粉の飛散量も少ないらしいし、2月中から薬を飲んでいるので、まあそんな大したことにはならないだろうと高をくくっていたら、昨日から花粉症の症状が本格化してきてしまいました。クシャミをするたびに体力を奪われていく感じで、体中がなんだか気怠くなっています。
2006.03.06
- 昨日MERA@大阪教育大に行ってきました。研究会の案内その他一式すべて大学に忘れてしまったので、とりあえず大阪教育大学に行けば何とかなるだろうと思いましたが、時間を30分間違えていて早く着きすぎてしまいました。大阪日帰りはちょっとしんどいです。「大阪から学会に来る気持ちが分かっただろう」と言われてしまいました。帰りは最終のぞみだったので、家に着いたのは午前様。でもまあ無事に帰ってこられました。
- MERAのテーマは、子供の安全環境について。大阪教育大付属池田小の事件も一つのトピックでした。はっきり言って重いテーマです。現場は本当に大変だったろうなと思います。でも子供の安全といわれてしまうと、その重さの前に議論が進まなくなってしまいます。不審者情報とか、なんとなく世の中の安全性が揺らいでいるような感じがそこここに見受けられますが、でも本当に、客観的に、社会は危なくなっているんでしょうか?皆が身を守ることに汲々とならなくてはいけない世の中は、殺伐として荒涼として基本的に住みづらいものですが、本当にそこまで来てしまっているんでしょうか?不安におびえて皆が過剰に対策を講じようとすることは、その流れをますます加速させていくことにはならないんでしょうか?でも我が子の安全、と言われると、表だって反論する言葉を見失ってしまいます。なんだか人質にとられた気分です。
- 今日は外が何だか随分暖かいと思ったら、春一番?確かに春のような天気でした。これからますます花粉の季節ですね。昨年の10分の1とは言え、例年並みに飛ぶらしいです。じわじわと身体が反応し始めているような気がします。今日は早めに帰ろう。
2006.03.03
- こんどの日曜日、って明後日ですが、MERA出席のため大阪に行ってきます。MERAのHPでは、この研究会の告知がなされてませんね。その日に現地入りするので、朝は7時前には電車に乗っていないといけません。1泊してこようと思ってましたが、6日の午前中から会議があるので、その日中に日帰りかもしれません、ひー。
- 今日はいまのところ誰もいない寂しい研究室です。いろいろやるべきこともありますが、こういうときこそ、そろそろ学会に備えて何か始めないと。
- 午前中だれもいなかった研究室ですが、午後になって卒論生が3人もいっぺんに集まりました。急ににぎやかになりましたが、3時過ぎには皆さーっと帰って行ってしまい、再び静寂の研究室が訪れています。何だかすでに一日が終わった気分です。明日はちょいと出かけるから、今日は早めに帰ってしまおうかな。
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2003-2006, Space Design Laboratory, JISSEN Univ.