短大または高等専門学校の卒業者及び卒業予定の人、他大学に2年以上在学した人は、編入学試験を受験して、3年次に編入することができます。学科としての編入の資格はとくに設けていませんので、全体の受験資格を満たしている人であれば誰でも受験できます。
生活環境に関わる専門性を深めたいと思っている人も、少し方向性を変えて生活環境に関わる勉強をしてみたい人も、ぜひチャレンジしてみてください。
外部から受験する一般編入、実践短大からの内部編入があります。日程や試験科目等の詳しい情報は入試センターの公式ページでご確認ください。一部の短大には指定校推薦入試の制度もあります。
短大等ですでに生活環境に関わる勉強をしてきた人は、その経験を生かして編入後も違和感なく学んでいくことができるでしょう。これまでと大きく専門を変えて勉強しようとする人にとっては、とくにさまざまな資格にチャレンジしようとすると、2年間で多くの単位を取る必要があり、かなり忙しくなることが予想されます。ただしこれまでも、多くの人が編入してその忙しさを乗り越え、優秀な成績で卒業しています。むしろ充実した学生生活を送るチャンスと言えるでしょう。
3年次に編入すると、4月からすぐに研究室に配属され、少人数制の生活環境学セミナーが始まります。勉強の面、生活の面など、きめ細かく対応できますので、不安なことがあれば何でも担当の先生や助手?助教に相談してみましょう。