2009.11.26
千葉の調査も何とか終了。2002年以来の久々に調査に入らせてもらいました。7年前と比べると、やはり全体に入居者が重度化しているようです。でも、当時からの入居者も10人くらいは残っていたと思います。今まではユニット同士がふつうに廊下で繋がれ自由に行き来できる形でしたが、最近ユニットの入口に格子戸を設けて、各ユニットの独立性を高めようという試みが行われていました。愛媛の施設よりも全体にコンパクトに出来ているので、調査員の学生は、最初ユニットでの居場所をうまく見つけられずにとまどっていたようでしたが、慣れてくるとアットホームな雰囲気の中に溶け込んでいました。いろいろと課題もあるようですが、人を落ち着かせる環境の質はやはりハイレベルだなと実感してきました。- そして調査から帰ってきた翌日、卒研の中間報告会を行いました。午前中別件で不在にしており、2時頃に大学に着き、2時45分から報告会に突入です。4限5限の時間をたっぷり使っての報告会。今の時点での発表にしては、ちょっと突っ込みが甘かったなと思いますが、最後の頑張りに期待。もう1日の猶予もないくらいの切羽詰まった気持ちで全力で取り組んで、何とか間に合うかどうか、だと思います。終了後、立川で打ち上げ。あっという間の3時間飲み放題。そんなに飲んでないけど。今日は朝から1限2限、午後は会議とゼミ訪問。明日も1限2限です。
2009.11.20
明日から千葉に行ってきます。授業やゼミや会議の合間を縫って、準備でばたばたと追われつつ、いろんな問題が降りかかってきて、すっかりてんやわんや状態です。いちおう本当に準備は整ったのかな？なんだか不安がつのりますが、何とかしていきたいと思います。宇和島では連日5時半起きで辛かったですが、また似たような日々が始まることになります。今回学生8人連れて行きますが、宿泊はなんと全員シングル！寂しい〜！という声がしきり。でもツインの部屋がどこもないんです（空いていないのか最初からないのか分かりませんが）。宇和島はちょっと非日常的でわくわく感がありましたが、今回はひょっとすると、黙ってひたすら調査！という感じになるかもしれません。- 火曜に調査から帰ってきて、翌日午前中に川崎の施設を訪れ、その日の午後に卒研の中間報告会を行います。そのまま、打ち上げに行く予定。今日から2年生のゼミ訪問も始まり（かなり不在がちだけど）、なんてばたばたしたスケジュールなんだ！
2009.11.13
明日から愛媛に調査に行ってきます。大型施設調査に臨むのはけっこう久しぶりです。それも千葉くらいでの調査が多かったので、今回は今までで最も遠いとろこでの調査です。調査用紙やら画板やら筆記用具やら、何だかんだと大荷物になります。帰ってくるのは水曜日の夕方。そして土曜からは千葉の調査に入ります。調査から帰ってきたら翌日、ゼミ卒研の中間報告会を行います。なんとか無事に調査を終えて帰ってきたいものです。- 問題は、中間報告会まで大学に不在がちになることです。その間にそれぞれ調査を進め、結果をまとめ、成果の見通しをたてて、論文の構成を考えられるかどうか。パワーポイントも作らなければいけないので、果たしてどうなるか。来週のゼミまでにどれだけ進んでいるかが勝負です。2週続けて調査に出向くチームは、いつまとめるのかな？スケジュール自体は前々から決まっていたことなので、頑張ってもらいましょう。
- 明日は8時半の飛行機なので、早起きして早出です。また、どうやら調査先のホテルでは、ネット接続ができない模様。しばらく情報網から取り残されそうです。帰ってきたら何か大事件が起きていたらどうしよう。
2009.11.10
常磐祭も何とか無事に終了しました。軍艦島の模型も、どうなることかと思ってましたが、何とか完成。すべての建物を並べてみたら、かなりの迫力ある模型になりました。窓を全部切り抜いたりするの面倒だなとも思いましたが、出来上がってみると表情がついて良い感じでした。建物全部で40棟近くあったはずで、手分けして一人4棟くらいずつ作ってました。ぎりぎりになったものもありますが、とにかく全部揃うと壮観でした。一つの模型としては、今まで作った中で一番大きなものとなります。力を合わせて作り上げた！という実感を憶えたのではないでしょうか。- 土日とも午後から顔を出しましたが、午前中はともかく、午後はほとんど人が途切れないくらいの人の入り。かつて軍艦島に住んでいた人も見えたらしく、これはびっくりです。偶然でしょうか？学科のHPくらいにしか情報を出していませんでしたので。でも間違いを指摘されたりはしなかったようで、それは良かったです。実践桜会というOG団体による実践桜会賞（研究部門）をいただきました。一昨年以来、2度目の受賞となります。いただいた賞金は、昨日の打ち上げでぱっと食べ尽くしてしまいました。
- さて、今週末から施設調査に行くので、その準備に追われています。大型調査は久しぶりなので、常磐祭の準備をしながら、調査員の確保、スケジュールの調整、宿の手配、交通手段の確保、調査用紙の作成、などなど、すっかりばたばたしています。大事なことをいろいろと忘れていそうな気がします。
2009.11.02
認知症ケア学会に初めて参加してきました。東京フォーラムのホールをいくつも借り切って盛大に行われていました。発足10年で会員数12000人とのこと。今回の学会も3500人くらいが参加したようです。こんなに賑わっている東京フォーラムは始めてみました。地上部分はふだんからけっこう人がいるような気がしますが、ガラスの大アトリウムは閑散としているイメージしかありませんでした。- 参加者の多くは、おそらく現場の人なのでしょう。発表も、現場の生々しい姿を報告するものが多かったような気がします。聞く人たちも、とにかく具体的な情報が知りたい、という感じ。他の学会との雰囲気の違いに、ちょっとびっくりしてきました。こちらは、その1その2の連続物だったので、その1では理論編、その2は実践編、というイメージでその1を作っていきました。ところがなぜかプログラム上でその1その2がばらばらに配置されてしまい、その1だけ見ても、前振りだけでなんのこっちゃ、という感じになってしまいました。質問してもらえれば答えようもありますが、ふつうに説明しようとすると、何だか講義みたくなってしまうので、説明もしづらい。状況にふさわしいポスターづくりがまったく出来ていなかったと、反省しきりです。
- でもとりあえず、10月の目先の危機は何とか乗り越えることができたようです。でも本当に、何とか乗り越えた、というだけのことで、その質を問われると辛いところですが。次は、しばらく休みのない11月を、どのようにうまく乗りきって成果を出すことができるか、に直面します。