バックナンバー 2004年10月
2004.10.28
- Appleから新しいiPodPhotoっていうのが出たんですね。これはうまく使うといいプレゼンテーションツールになるかもしれませんね。重いコンピューターを持ち運ばなくても、ちっちゃいiPodだけ持って行けば、スライドショー形式ならば可能になるとすれば、使い道がいろいろありそうです。でもちょっと値段が。。。
- イラクで日本人が拘束されたとの報道。こんな時期に軽率だ、ということで、早速バッシングが始まっているようです。これは紛れもなくイラクが危険な「戦闘地帯」ということですね私たちの頭の中では何となく、日本から遙か遠くでいまだに戦争(戦闘?)をやっているらしい、という程度の認識になっていたような気がします。でも実は(戦争を支持して自衛隊も出している)日本の問題であるんだということを気付かせようとする出来事なのかもと思います。
- この件に関して、今日の毎日新聞の社説で明らかに事実と異なることが書いてあることはちょっと見逃せません。
高遠さんらが人質になった際、自衛隊派遣をめぐる賛否の議論を背景に、派遣に否定的だった高遠さんらに対して「自己責任だ」として批判する声も出た。が、政府は現地の有力者を介して犯人側に働きかけ、高遠さんら3人を無事に救出した。
だって。確かこのときの政府は、ほとんど何も有効なことはしていないはずです。人質批判を声高にして、見殺しどころか相手を挑発するようなことをしただけだったのでは・・・。今回はさらに見殺し感が強いように思います。
- 昨日の午後のテレビは、土砂崩れで埋もれた車の中からの救出劇一色だったらしいですね。96時間て丸4日ぶりですか、土砂のなかで飲まず食わずで、本当によく助かったものだと思います。そのときの子どもの体験を考えるだけで、想像を絶する状況だという思いです。災害時の初動体制の重要さを思い知らされます。それは確かに衝撃的であるんですが、ただ、例によってすべてのテレビが横並びで同じ映像を流し続けるっていうのは、どうなんでしょう。
2004.10.25
- 大変な地震が起きました。震度6強なんて、リアルタイムで今まで見たことありません。阪神大震災のときよりも揺れたらしい?新潟からのテレビの中継中でも「また揺れています」と実況されるのが怖かったりします。ただ、地震直後、まだほとんど確かな情報も入ってきていないうちに、すべてのテレビ局で同じように地震一色になってしまうのは、ちょっとどうかという気がします。どこを回しても横並びで同じように詳しくないニュースを流している。当日の気象庁の記者会見なんて、まだほとんど何も分かっていない段階のものを、すべてのチャンネルで慌てて放送していました。緊急時ということは分かりますが、それだからこそ、それぞれのチャンネルで別々の情報を受け持って、それぞれ特色ある情報を流す、ということはできないんでしょうか。NHK教育で伝言板に徹していたのは、見てても面白くないけれども、そのほうが意味があるんではないかという気すらします。(でも停電やら電話の不通やらで連絡のとれない地域の人に対して「連絡下さい」という伝言もどうなんだろう。。。)
- イラクの自衛隊駐屯地にロケット弾が打ち込まれたようです。地震のおかげですっかり印象が薄くなっていますが、実は大問題のはずです。どのメディアも扱いが小さすぎないか?そうえいば、イラクが非戦闘地域だなんて、誰もいわなくなっちゃいました。自衛隊はすっかり基地の中にこもりきりで、ほそぼそと給水活動をしているという噂です。アメリカからも役立たずと言われ、現地の日本・イラク友好記念碑も壊され、何のためにいるのかわからなくなってしまった、その駐留に必要な莫大な費用はもちろん税金で。
- アメリカの大統領選挙も、けっこうとんでもないことが平然と行われているようです。不正を行いやすいという問題点が指摘されたままのシステムで投票が行われることになっていたり、有権者登録票の民主党支持者の申込分を回収して大量に廃棄してみたり(その人たちの投票権がなくなるわけです)、低所得者層の居住地に近い投票所を廃止して一日がかりで遠くまで投票しに行かねばならないようにしたり(低所得者層に民主党支持者が多い)。。。前回もかなりいろんなことがあったようですが、権力のある側が組織的に行う不正の数々。日本で端金をばらまいてつかまっているのが可愛く思えるくらいです。
2004.10.21
- 台風一過で今日は晴天、と思っていたら、朝から小雨模様でどんよりとしてました。お昼前くらいからちょっと回復してきて、薄日も射してきたようです。このあたりはそれほど大したことはなかったようですが、全国的には大変なことになっていますね。
- 「Omni Outliner & Graffle活用ガイド」という本を買ってみました。Actaなき今、ほどの良いアウトラインプロセッサがなかなかなく、OSX対応のOmni Outlinerをうまく使いこなせないままに利用していたので、「活用ガイド」を買ってみようかなあ、と。この本の作者もActa使いだったようで、余計なお世話のないシンプルなソフトを求める姿勢には、大変共感を覚えました。やはりMS Wordは必要悪だ!と思っているに違いない(^^)...Omni OutlinerをActa風に使いこなすTipsもいろいろ載っており、それだけでも一見の価値有りでした。そのほかにも、へぇこんな使い方もできるのか、という情報が豊富です。
- あと、上の本に出ていたiKeyというユーティリティ、キーボード・マクロを設定するソフトということですが、これはうまく使うと相当便利そうです。どのアプリケーションにも使えて、ものすごく機能が豊富で何でも設定できそうで、でも使い方はまだよく分かりません。。。
2004.10.19
- またまたまた台風ですか。23号、名前は「トカゲ」だそうです。明後日くらいにはこちらに来そうですね。上陸したら10個目で新記録?その後に24号が順番を待っている?
- Macの警告音を久々に変えてみました。以前はTempleっていう音をよく使ってたんですが、OSが新しくなってなくなっちゃったんですね。ネット上でふと見つけたので、懐かしくなって入れてみました。aiffファイルをuserの中のライブラリのSoundフォルダに放り込むだけでシステム環境設定に反映されました。ほんのちょっとだけですが、カスタマイズ気分です。
2004.10.15
- Keynote覚え書きです。
- 図形を作ると、とりあえずデフォルトの素材感のあるパターンになります。でも一色でなくて別の色も使いたい、でも単色の塗りつぶしではなくて、同じような素材感のあるもので他の色にしたい、というとき。グラフを描くといろんな色が出てきますが、色の順番を変えたりしたい、というとき。イメージライブラリを使うといいんですね。昨日初めて気付きました。「ファイル」から「イメージライブラリを開く」とし、「Chart Colors.key」というファイルを開けると、そこにグラフで使うときのいろんな素材が入っています。好きなものを選んで、スタイルをコピー(command+option+C)し、もとの図形にスタイルペースト(command+option+V)すればいいのです。なるほど。
- でもテーマのなかに組み込まれているはずなので、別ファイルをいちいち開けるのではなく、直接選択できてもいいような気がしますが。。。
- あと、マスタースライドって、いじれるんですね。そりゃそうか、と思いますが、いちいち新しいスライドを作るごとに変更してました。これうまく使って、マスターでフォントやら行頭イメージやらを変えておけば、かなり効率的になりますね。デフォルトのフォントの大きさ等は、英語用のままなんじゃないかなあと思っています。
2004.10.14
- 何となく、まだ調子が出ないでいます。その間にもふつうに授業のスケジュールは進行し、さまざまな雑用が渦巻いています。今日も午後は会議三昧でした。しばらくは遠くに出かけずにすむかな?次の大イベントはたぶん、常磐祭。その前に、来週千葉出張がありますね。
- 奈良出張直前は、講義のためにKeynote書類をかなり大量に作成しました。でもとくにこういった長時間・長期間講義では、コンピューターばかりあまり多用しない方がいいのかな、という気も。暗いなかで画面見ながらひたすら喋りまくるという感じにどうしてもなっちゃいました。聞いている方は、テレビとか見ているような感じだったかもしれません。文字の多い画面をさくさく進めると、ノートが取れない!という意見が必ず出ます。(それもそうだろうと思いますが。)でもまあ、それにしても、よくあの3連休を朝から晩まで、とくに私語などもせずに聴いていてくれたなあ、と本当に思います。
- Keynoteで文字を打っていると、ときどきものすごく遅くなることがあります。もともとサクサク動くソフトではないと思いますが、一行分くらい文字を打ってちょっと立って肩を回して首を回して腰を回して座って画面を見ると、まだ最後まで入力されていない!というぐらい遅くなることがありました。やっとかなが入力されて変換した瞬間に入力ミスが見つかって、直そうと思ったらこれがまた遅かったりして。。。最後に慌てていたときには、相当イライラきましたね。もうPowerBookG4(550MHz)ではついていけないのかなあ、などと悲しくなっていましたが、大学で使っているQuickSilver(933MHz)でも、遅いときはすごく遅くなります。そんなときは、エディタで文字を打ってコピーして貼り付けてフォントを変更した方が明らかに早い。文字入力がとくに遅くなる何かポイントがあるのかなあ、それともそういうソフトだと思うしかないでしょうか。
2004.10.12
- 奈良に行ってきました。3連休9・10・11日、ほぼ9時半から5時半までぶっ続けで講義して、昨晩帰ってきました。せっかく奈良に行ったのに、どこにも出歩かずに授業のみ行って来たという感じです。台風が直撃しそうな勢いでしたが、関西方面は微妙に避けてもらい、意外と大したことはなく、予定通り3日間の集中講義を行うことになりました。帰りは新幹線がけっこう混んでいてふつうの指定席がとれず、生まれて初めてのぞみグリーンに乗っちゃいました。確かに広くて快適!おしぼりも配ってました。でもちょっと値段が高いよ。
- この3日間、奈良ではなんと窓のないシングルルームに泊まってきました。こんな部屋がどうして存在するんだろう?3連休で観光シーズンだったようで、他の部屋は空いてませんでした。窓のないあんどん部屋というものがいかに人間に心理的・生理的にストレスを与えるか、どうして建築基準法で窓のない部屋を認めていないかということを、身に沁みて痛感しました。今が朝なのか昼なのか夜なのか、外がいい天気なのか嵐なのか、まったく情報として入ってこない、独房というにふさわしい部屋でした。
2004.10.04
- 10月です。今年もだんだんと押し迫ってきた感じがしますが、けれども、問題は、今日の雨、というよりも今週末の集中講義です。3日間フルに講義をし続けて半期分を一気に行います。それを全部準備しておかなくてはいけないので、本当に大丈夫かなあ?ちょっと自信ないです。だんだん本当にやばい気がしてきました。
- 10月2日のMERAは、大阪の千里ニュータウンで行われました。外部空間に椅子をならべた、たぶんMERA初の青空研究会でした。夕方にかけて天気が回復し、無事に研究会・懇親会は行えましたが、その日の昼には確かに雨模様であり、なかなか際どいところだったような気がします。いったんは荒んでしまったニュータウンの近隣センターが「まちかどセンター」として息を吹き返し、子どもたちからお年寄りまで幅広く居場所として利用されているようでした。気軽に誰でも使えて、いろんな関わり方ができる、それまで知らない人同士のコミュニケーションのきっかけにもなっています。こういった場所は作ろうと思ってなかなか作れるものではないような気がしますが、中心人物と目される人は、このような場所が欲しいという明確なイメージをはじめから持っていたようです。これは凄い!
- でも大阪日帰りはやはりちょっときついものがありました。新大阪駅でたこ焼きドラをみつけて慌てて購入し、最終の東京行のぞみで帰ってきたのでした。
↑Page Top / ←Back / ←tachi's Page / ←SD Labo HomePage
2003-2004, Space Design Laboratory, JISSEN Univ.