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講座?講演会報告

2013年9月28日 公開講座

9月28日(土)に、平成25年度第1回公開市民講座「高齢期の暮らしを支えるデザイン」が行われました。

来年度、二校地化により大学の一部機能が渋谷に移転することに伴い、日野キャンパスは新しい形に生まれ変わります。日野キャンパスに残る生活科学部の3学科が合同で、近隣の皆さまに向けて企画いたしました公開講座です。

今年度の大テーマは「暮らしのデザイン」。
デザインという言葉は、見た目の装飾的なという意味だけではありません。冒頭の田島学長からの挨拶にもありましたが、意匠設計という意味だけでなく、行為や目的をより良いかたちで適えるための「計画」という意味があります。
私たちの身の回りの暮らしをより良く豊かにするため、各学科の特徴を活かした「デザイン」の視点から講座を開催いたします。

当日は天候にも恵まれ、日野市を中心とした多くの方にお越しいただきました。

前半は、本学科教授の橘弘志先生による「これからの高齢期の住まい」。日本の高齢者居住施設についてのお話しでした。高齢者居住施設の種類や、近年の施設の変化や生活の様子、住まい選びのポイントなどの詳しい解説がおこなわれました。

後半は、昨年度退職された本学科元教授の高部啓子先生による「エイジングとファッション」。3D測定器により計測された高齢者と若者の体型の違いや服装の好みの違い、高齢化にともなう身体機能の変化など、高齢期におけるファッションの楽しみ方についてお話しいただきました。

研究の専門分野についての講演でしたので、非常にわかりやすく興味を持って拝聴することができました。

本講座にご来場いただいた皆さまには、心より感謝申し上げます。また、開始時間が一部誤って広報されてしまいました。途中からいらっしゃった方々にはお詫び申し上げます。

(文責:内山裕子)