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生活環境をより良く知る

卒業制作 2018

 住環境デザイン分野の卒業制作については、「卒業制作展」としての展示だけではなく、非常勤講師の先生方や教員の友人の建築家?デザイナーにもご参加いただいて、「卒業制作講評会」を行い、プロの目からの講評をいただいています。今年度の講評会は、昨年度同様、本館4階演習室と本館1階のキャンパススクエアホワイエを展示?講評会場として使用して、多くの方々に見ていただくことができました。

 デザインには、ただ一つの正解というものが無いので、その解に至るプロセスの論理性が必要になります。各自が組み上げた論理に基づいた制作のプロセスとその成果を、プレゼンテーション?パネルと模型に加えて言葉で表現し、他の人と議論をすることは、自分の考え方を客観的に見ることができるまたとない機会になると考えます。普段接している教員だけでなく、外部の建築家?デザイナーと議論する機会を持つことができたことは、今後、いろいろな場で活きていくものと思います。

 今年度は、講評会に参加いただいた3名の非常勤講師の先生方と僕たち3名の計6名にそれぞれの "Best 3" を選んでいただきました。その結果、 ?

という結果になりました。毎年出展している卒業制作展には、この結果を踏まえて、レモン展に「集う?育てる?繋がる庭」を、JIA東京都卒業設計コンクールには「繋がる居場所の学び舎」と「Night Library」を出展することとしました。

 ご多忙中の中、わざわざおいでいただき、学生たちに暖かく厳しい言葉をかけていただいた先生方に、この場を借りてお礼を申し上げます。

建築デザイン研究室 高田典夫