「生活空間設計製図1」は、3年生前期に履修される科目であり、与えられた課題を理解し、分析するとともに、その建物がおかれる環境を含めて検討するという本格的な計画?設計を行い、それを目に見えるかたちで表現する最初の演習に位置づけられています。
自分が生活する空間を、いかにつくり出すか、ということをテーマに、半期で2課題に取り組み、前半では、パーソナル?スペースとしての「離れ舎」を計画し、後半では、「10年後の自分の住まい」を考えるという課題としています。どちらの課題も、計画する建物がおかれる環境を十分理解し、検証することで、自分なりの生活空間を想像し、創造すること目標としています。
自分のデザインした空間を、図面や模型で表現し、それらを用いて講評会でプレゼンテーションを行います。ここでは、その中で比較的優秀なもの、独自の視点を持って作られたものを中心に紹介しています。
(建築デザイン研究室/高田典夫)
東京近郊の住宅地の一角に「住宅+α」を計画する。
計画条件
?家族構成は、若夫婦+小学生1人+若夫婦と?ちらかの母親1人の4人
?『α』はキ?ャラリー?カフェ?工房?スタシ?オ?アトリエ?温室?ホールなと?、住居の一部の室内空間を地域に開放て?きるものとする
?若夫婦の職業は各自想定する
?おは?あさんは庭木を愛しており、て?きるた?け庭か?欲しい
?敷地内に樹木(枝張り3m、高さ5m)を、2本植栽する
?駐車場は少なくとも1台分は確保する
?家族各1台分の自転車置き場を確保する
敷地面積:265.28m?
敷地条件:建蔽率 50% / 容積率 100%
最高高さの制限:10 m