研究所について

設立趣旨

実践女子学園の創立者である下田歌子は、実践女子学園の前身である実践女学校と女子工芸学校をはじめ、多くの女学校の設立運営にかかわり、女子教育の普及に尽力しました。また、著書や講演活動、福祉事業を通して、明治?大正の新たな時代にふさわしい女性の生き方を模索し、女性の社会的地位の向上のために生涯を捧げました?

本研究所は、そうした創立者下田歌子と実践女子学園の業績を検証するために、2014年4月、「実践女子学園下田歌子研究所」として設立されました。そして、2018年4月には、「実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所」に改称され、創立者下田歌子の精神を継承し、女性に関する学際的、総合的な研究を進める研究所になりました。本研究所は、現在および未来において女性たちがよりいきいきと活躍できる社会の構築を目指し、それに資する研究を進めていきます。

当研究所の主な事業は以下のとおりです。

１．創立者下田歌子の業績ならびに学園の歴史に関する調査と研究

1. 下田歌子と実践女子学園に関する研究と調査
2. 下田歌子と学園に関する資料の収集とデジタル化事業
3. 下田歌子の著作の復刻?出版事業

２．女性の社会的地位の向上と女性のあり方に関する学際的、総合的な研究

1. 現代の女性に関する学際的?総合的な調査?研究
2. 女子教育に関する調査?研究
3. 学生のキャリア形成に関する研究

３．研究活動と研究成果の発信?広報

1. 『研究所年報』と「ニューズレター」の発行
2. 研究会の開催
3. 講演会?展示の開催

下田歌子記念女性総合研究所規程

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