美学美術史学科 2021年卒業 日本生命保険相互会社
社会に飛び立つ先輩からのメッセージ
活かしたいワタシの力
学生同士で議論する機会が多く、作品に主体的に働きかけ、感じたことや考えを言葉にするよう努める一方で、他者の意見を丁寧に解釈するようになりました。そうした学びを通して、作品に託された作者の思いを想像する力が養われました。人の生涯や健康に関わる生命保険を扱ううえで、作品や作者から得た感受性を、お客様への思いやりに活用できればと考えています。
みなさんへのアドバイス
先生方から、鑑賞眼を養うには作品を実際に観ることが大切であることを教わり、授業では画集や実物の作品を観ながら講義を受け、議論しました。実物を観るという点で、近くに美術館やギャラリーが多い渋谷は好立地です。西洋近代の作品を充実させた国立西洋美術館にも手軽にアクセスでき、何度か足を運びました。学外でも、好きな美術を満喫できる環境が魅力だと思います。
※このページの掲載内容は、2020年取材当時のものです