『源氏物語』は、紫式部が書いた最古の長編物語として世界中で愛されています。実践女子大学は、学祖下田歌子による源氏研究以降、絶えることなく『源氏物語』を研究し、古典籍を収集調査してきました。また『源氏物語』を読むうえで欠くことのできない〈和歌〉に関わる古典籍の研究と収集にも努めてきました。
紫式部や『源氏物語』への関心が高まっているいま、貴重古典籍を所蔵する機関の責務として、本学の各文庫を改めてひらき、重要文化財を含む著名な写本のほか、学術的価値を有する古典籍を展観します。『源氏物語』や和歌を愛する方々にも分かりやすいよう、国文学科の学生の助力を得ながら、古典籍の見どころをキャプションや解題に示しました。文庫をひらき、古典籍の価値を社会にひらく。これが本展示の目指すところです。初公開資料を含む本学の貴重古典籍コレクションをぜひご堪能ください。
※チラシに画像を掲載している「土佐絵源氏物語」は展示しておりません。
会 期 :2024年9月9日(月)~9月29日(日)
開館時間:10:30~17:00
休 館 日 :土?日曜日、祝日 ※ただし9/28(土)~29(日)は開館
入 館 料 :無料
会 場 :実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室1?2
主 催 :実践女子大学 文学部国文学科
共 催 :実践女子大学図書館、実践女子大学文芸資料研究所
協 力 :実践女子大学香雪記念資料館