江戸の文雅－近世女性画家とその周辺－

日本では過去にも多くの女性画家たちが活躍してきました。しかし、現在、こうした女性画家をとりあげる 展覧会は決して多くありません。
　近代以前の多くの女性画家に関する研究や、その位置付けはもちろん、 紹介すら未だ十分になされていないといってよいでしょう。

　当館では、このような女性画家の作品を数多く収集し、調査、研究に積極的に取り組んでまいりました。
　今回の所蔵品展では、当館の収蔵品の中から主に江戸時代中期から後期にかけて活躍した女性画家の作品を中心に、 新収品や初公開の作品を含め紹介いたします。

＜同時開催＞
食生活科学科展覧会
「食の風景－近世の食その２－」