香雪記念資料館では、これまで女性が描いた作品の収集、調査、研究に努めてきました。
作品数も100点をこえたコレクションとなり、徐々にですが研究の成果を広くご紹介できつつあります。
このたびは、当館の女性画家による所蔵品の中から、河辺青蘭(1868—1931)の作品を展示致します。
河辺青蘭は、近代大阪を代表する南画家です。画塾を開いて若い女性を指導し、多くの女性画家を門下から輩出しました。
近年、女性画家への関心は高まりつつありますが、 美術史研究や博物館、美術館での展覧会において彼女たちをとりあげるものは未だ多くありません。
実践女子大学は古くからの女子教育の地であり、 だからこそ女性画家のような女性の文化的、社会的活動について研究することに深い意義があると考えます。
女性たちの社会活動や文化活動の歴史は、今日、そして未来の女性たちが自己実現のために努力していく道標ともなるでしょう。
皆さまお誘い合わせのうえぜひお越しください。
*11月12日(火)~12月13日(金)まで
展示室2にて、特集展示「下田歌子と浮世絵」を同時開催しております。
会期 :平成25年11月4日(月)~12月13日(金)
休館日 :土日?11月8日(金)?11月11日(月)
ただし11月9日(土)?11月10日(日)は学園祭のため開館。
開館時間 :11時~16時
会場 :香雪記念資料館展示室
入館料 :無料
主催 :実践女子学園香雪記念資料館
お問合せ :実践女子学園香雪記念資料館
TEL042(585)8873