卒業生から一言(2020年度)

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正直ゼミに入ってからの2年間は辛すぎてどうにかなりそうでした。ゼミの活動も授業も(バイトも)やることがいっぱいで、「もう死ぬ。次こそ過労死する。模型つくっている場合じゃない。遺言書を作成するべき」と結構本気で50回くらいは思っていました。けれどこうして皆様にメッセージを送れているということは、なんだかんだ無事生き延びることができたということ。「もうこれ以上は限界」と思っていても、やり終えると、なんだかんだ「限界」のキャパが広がっていて、もっと難しいことにも挑戦できることに気が付きます。そうしてどうにかこうにか生き延びた今、ゼミに入る前と現在を比べると、できることが増えており経験値が格段に上がっています。

はじめに述べた通り、ゼミに入ってからの2年間は辛すぎてどうにかなりなりそうでしたが、それ以上に空間デザイン研究室に入れてよかったと強く思います。

学生生活は4年間ありましたが、自分の中で色濃く残っているのは後半の2年間です。始めの2年間は、バイトして課題してバイトする、といったような生活を送り、本当にあり得ないくらいつまらん生活で、正直がっかりしていました。ですが、3年生になってからは、ゼミに始まり授業の内容も充実していて全く違う大学生活が始まり、とても目まぐるしかったです。

特に、空間デザイン研究室は様々なことに挑戦していくようなゼミだったので、多くのことを経験しました。そこでのチャレンジ精神が火をつけたのか、急に他のことにもたくさん興味を持ち、2年間でたくさんの挑戦をしました。これは何にも代えがたい貴重な経験だったと思っています。大学生活に勝手に夢を抱いて勝手に落胆してしまっていましたが、自ら行動を起こせばこんなにも違う生活になるのだと痛感しました。

comment 2

ゼミの活動でいちばん印象に残っているのは、3年の常磐祭です。制作中は心身ともにキツかったけど、あの達成感は今後なかなか味わえないだろうと思います。家族や友人が見にきて喜んでくれたのも良かったです。また、あの模型写真と責任者(常磐大臣)を務めたことと学長賞の事実は、就活で大いに力を発揮してくれました(笑)

卒制について。世の中への不満、不信感、得体の知れないモヤモヤ、過去の辛かったこと。自分が今まで抱えてきた、きっとこれからも抱え続けるであろう色々に向き合ったことは、私の人生でとても大きなものです。“卒業制作”と呼ぶにはとてもチープで、世に出せるアウトプットにはならなかったけど、満足はしています。

最終のアウトプットとは別で、リサーチをしていく中で長年の自分への疑問が解けた瞬間がありました。それだけで私には卒制に取り組んだ意味があったし、講評会で自分の発表中に泣いてしまったのはそういうことです。100人に見せて100人に「なんだこれ」と言われてもいいし、私自身が納得しているのでこの卒制はこれでいいです。

私は実践を良くも悪くもない大学、と思って受験、入学しました(世の中からのイメージは決して悪くないけど、俗に言う学歴フィルターでふるい落とされちゃう感じ)。だからその分いろいろ挑戦してみようと思って、ゼミはいちばん忙しそうな橘ゼミを選んだり。社会の評価はどうかわからないけど、様々な挑戦が自己肯定感を高めてくれたし、プラスに働いた4年間でした。

comment 3

卒業研究をやり終えた今、率直に、橘ゼミに所属できて良かったなと感じています。

橘ゼミでは、3年と4年とで違った楽しさや嬉しさを味わえる魅力があります。橘ゼミだからこそ、個人的に成長したなということがありました。3年のゼミ活動では、ゼミ生12人皆で団結し一つの物を作り上げていくことを行い、4年では、卒業研究に向け、個人個人で作業していくといったところが大きく違ってきます。

3年では、いろんなゼミ活動を行いました。個人的には苦戦した活動もありました。そこで、わからないこと知りたいことはすぐさま、ゼミ生や先生、助手さんに聞く!これは大切なことだと改めて学びました。また、ゼミは色んな人たちが集まるので、個人的に苦手な人もいました。ありのままの自分が出せず、周りのことを気にしてしまう、気を遣ってしまう、といった短所が出てしまった時があったりしましたが、なんだかんだやり遂げることができました。

卒業研究は、1人で作品を作り上げていきました。心配性な私だからこそ、自分らしい制作過程だったし、作品、発表だったと感じます。そして、良い環境で生活できたことや周りの方達に恵まれたこともあり、完成できたと強く感じます。卒業制作を行ったからこそ、味わえる感情がたくさんあり、この卒業制作期間が個人的にこれから社会人として生活していく自信に繋がっています。

個人的に、橘ゼミに所属し、ゼミ長という名で2年間頑張ってきました。ゼミ長としてのこれといった仕事はなかったですが、ゼミ長という名が付いていたからこそ自分自身この2年間のゼミ活動、最後まで乗り越えられた気がします。また、個人的に橘ゼミでの活動を通して、さらに精神的に強くなりました。ありがとうございました。

4年間過ごし、実践女子大学に入学して正解だと感じます。特に部活動では中学高校と続けてきたソフトボールをまた、大学でも4年間続け、価値ある学校生活を送ることができたと感じます。いい仲間と巡り会えました。部活動や学業を通して、人としてさらに成長することができました。そして、周りの環境、大学4年間で私と出会い、関わってきた全ての人たちのおかげもあり、自分自身楽しい学校生活を送れました。ありがとうございました。

comment 4

橘ゼミに配属が決まってから早2年。振り返ってみると、もうゼミ活動がないと思う寂しさがこみあげてくるのと同時に、この研究室だからこそ密度の濃い2年間を送ることができたという思いで、本当にあっという間の2年間だったと感じます。

その中で何より思うのは、この研究室に配属されてよかったということです。素敵な先生、助手さん、仲間に恵まれ、きっとこの研究室じゃなかったらこんなにも充実した大学生活を送ることはできなかったと思います。行事ごとに何事にも挑戦する姿勢は私にとってとても刺激的で、自分ひとりだったらきっと挑戦していなかったことに携わることができたのは紛れもなくみんなのおかげです。

卒業研究では、研究室の友人に本当に支えられたと感じています。テーマは別々で一人一人の研究でしたが、一緒の空間に居ることで刺激し合いながら取り組むことができ、決して一人だけでは論文というカタチにすることはできなかったと思います。そして最後までフォローしてくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

やっぱり私にとって大学生活で濃かったのは、橘ゼミに入ってからの2年間だったと思います。それまでの、のんびりした私の想像していた「THE大学生」という生活から突然忙しくなったので、辛いことや大変なこともたくさんあったけど、その分充実感や、大学ではできないと思っていたクラスのような思い出がたくさんできて、いい経験ができたと思っています。ゼミでの活動は、就活の時にもとても役立ったのも良かった点かなと思います。

大好きなゼミ生に出会えて色々な経験ができて、このゼミに入れてくださった橘先生に感謝しています。たくさんご迷惑もおかけしてしまいましたが、橘先生と助手さんのゼミで良かったです。ありがとうございました!!!!

comment 5

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研究室に入ってからは、就活のために頑張ろうという思いが強かったので、興味がある活動は何でも参加するようにしてました。結局、就活はしませんでしたが、そのいろんな活動のおかげで楽しめました。

興味や関心が違ういろいろな人と知り合えて楽しかったです。成績だけをモチベーションに来ていたはずが、いろんな人といろんな活動が楽しくて来るようになってたなあと思います。

comment 6

2年間のゼミ活動はあっという間だったと思う。3年はみんなでの活動、4年は個人での活動且つコロナで終わったので、実際1年間だったようにも感じる。

3年では、渋谷キャンパスでのイベント、合宿、常磐祭があった。渋谷キャンパスでのイベントは、まだ出会ったばかりの状態でどう話していいのかも分からず大変だった記憶がある。合宿は、新潟県はなかなか行くような場所でなく、旅行で建物をみて回ることもないので貴重な体験だった。個人的に常磐祭の準備が1番印象的だった。私は模型自体作ることが嫌いで苦手だったので、できる作業が少なく、それは一緒に作業をしていたメンバーに申し訳なかった。しかし、一緒のメンバーは私がどんな失敗をしても笑ってくれて、心の広い方々で人として素敵だなと思った。このような人たちに囲まれていたので、集団行動が苦手な私でも楽しく作業を行うことができた。

4年では、卒論の印象のみだった。マークイズみなとみらいが好きで、この商業施設で何かテーマにしたいと思って研究テーマを決めたが何をどうすればいいか分からず大変だった。最後までふわふわしていたので、不完全燃焼な感じは正直ある。そのため、大きなテーマにするのではなく小さく絞った方が良かったなと思った。データを集計するまではいいいのだが、そこからデータを入力するのが面倒で溜め込んでしまったのが最終的に自分の首を絞めた結果となり、大変だった。

学生生活はかなり充実していた。勉強が好きではなく、大学は遠いということで大学滞在時間は最低時間だったが、私はそれが逆に良かったのかなと思う。常に外に目を向けて、インターンや就職活動、アルバイトを積極的に行うことができた。結果的に就職活動でも第一希望の会社へ内定をいただくことができたのは、自由に色々なところへ足を運べたからだと思う。正直、自分勝手に過ごすことができて、いい時間をこの4年間は過ごせた(笑)

comment 7

ゼミがはじまってからの2年間は、すごく色々なことをさせていただきました。特に印象に残っているのは、文化祭と卒業制作です。両方ともすごく大変で、やっている時は不安ばかりでした。しかし全てが終わった今、達成感があり頑張って良かったなと心から思います。そしてこれからの新生活がより頑張れるような気がしています!何事もも終わりはあるということと、計画的にやることの大切さを学びました(笑)

辛いこともたくさんありましたがわたしはとっても楽しかったです◎

建築に興味があった訳じゃなく、ものづくりに興味があったのですが、結果的に建築を学べて良かったなあと感じています。設計はすごく苦手ですが、考えるのは好きなので楽しかったです。4年間頑張って通ったので悔いはないです!日野も田舎者にとっては、いい意味でなにもなくていいとこでした!

comment 8

卒業論文は、途中まで遅れを取っていた為、ちゃんと終わらせることができるか不安でした。ですが、最終的には予定よりも早めに提出する事ができ、ほっとしています。私は、基本的に自宅で作業が進まないタイプで、ゼミの人達が「家でこんなにやってきた」みたいな話を聞くと、焦りを感じていました。(結局、自宅で作業する事はほとんどありませんでしたが…。)

こういった経験から、コツコツ進めていくことも大事ですが、自分が集中できる時に一気に進めて、その他は休息時間にあてるのも一つの手だと思いました。(卒論は健康第一ですから)

卒業研究の中で成長した点は、ひとり行動できる範囲が広くなった事です。ひとり行動しやすい環境はどんなものかというには、ひとり行動ができない自分が実際に体験し、それをもとに答えを導き出した方が良いだろうと考えていました。そのためには、様々な場所に一人で行かざるを得なかったので、自然と行ける場所が増えました。(自分が苦手なことを研究テーマにしたため、少し克服できたという感じです。)

まだまだ行けない場所が多いですが、いつか一人娯楽を楽しめるようになりたいと思っています。

ゼミ活動では、3年の夏あたりに色々迷惑をかけるような行動を取ってしまい、ゼミの皆や先生には申し訳なかったなと思っています。しかし、この失敗から、やってはいけない事とか、実はあんまり得意ではなかった役割などを学ぶことができました。

学祭の制作では、リーダーや他のメンバーのおかげで、自分では作れないようなクオリティーの高い模型を作ることができ、ゼミに入らないとできなかった経験をさせてもらいました。

この2年間で、様々な経験?思い出ができました。ありがとうございました。

1?2年生の時は、ほぼ授業とバイトだけの生活だったので、あまり大学生らしい生活を送っていませんでした。でも、このゼミに入って、今まで関わりがなかった人と交流できたり、様々な経験ができたので良かったなと思っています。

実践生は良い意味でガツガツしている人が少なく、穏やかに過ごせたので、この学校で良かったと思っています。本当にありがとうございました。

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2年間のゼミ活動は本当に充実した時間を過ごすことができたと感じています。特に今年はコロナの影響で、4年生の前半は学校に来ることができなかったので、後期から卒業研究を終えるまでが本当にあっという間で、あまり卒業する実感が湧いてないです。

1?2年生の頃は誰かと協力して作業や活動をする機会があまりなかったので、文化祭や体育祭、ゼミ合宿などみんなで何かを作ったり話し合ったりすることがとても楽しかったです。ゼミ生はほとんど話したことのない人たちだったので、最初は不安もありましたが、何かを一緒に作業することが多く、すぐに仲良くなれたので、友達が増えたのもこのゼミに入ったおかげだと思います。忙しい時は夜遅くまで学校に残ったり、土日も学校に行ったりとそれまでの学生生活では考えられなかった忙しさで大変でしたが、積極的に何か活動をするきっかけになったように感じています。

また、ゼミ活動の中では、OCのトークショーやゼミ周りの時にゼミの活動の話をするなど、自分の言葉で発言したり意見したりすることも多かったので、自分から発言することも身についたように感じるので、このゼミにはいることができてよかったです。ありがとうございました。

4年間の学生生活は、とてもあっという間でした。アルバイトをしたり、専門的なことを学んだり、海外に旅行したりなど、色々な初めての経験をこの学生生活の中ですることができて、とても充実した日々を送ることができたと感じています。

特にゼミの始まった3年生からは、それまでなまけていた生活から一変し、忙しく大変なこともありましたが、その分自分にとって刺激のある経験をすることが出ました。追い込まれても自分は何とかやっていけるんだなという自信が付きました。

心残りはありますが、この大学で過ごした4年間はこれからの人生の中でもずっと思い出に残る大切な時間になりました。先生方、研究室のみんな、大学のお友達たちすべての人に感謝です。本当にお世話になりました。

comment 10

ゼミでの2年間を振り返ると、一番充実していたと感じます。正直、3年の活動も卒業研究も忙しく、大変な思いをしました。でも全てが終わり、振り返ってみると本当に充実した日々だったと思います。

私は、ゼミ決めをぎりぎりまで悩んでいました。でも入ってから一切後悔はなく、このゼミで良かったと心から感じています。学祭は大変でしたが、大きい模型にチャレンジできたことは嬉しく思います。また人前で話すことが苦手でも、OCやコンペを通して成長することができたと感じます。3年生での活動はすべてにおいて、皆や先生方のおかげでやりきることができたと思います。

卒業研究は、発表会が終わっても本誌が完成するまで達成感が全くありませんでした。何度も何度も終わらないと考え、学校に行けない日もあって思うように進まなかったのが正直な感想です。正解の寸法がない中の40件の図面作成が何よりも難しく、またきちんと論文になるのかが心配でした。でも冊子にしてやっと形になった時、自分がしてきた研究を誇りに思うことができました。自分のしたかった研究を最後までやり抜くことができて良かったです。

4年間を通して、大変だったことは沢山あったけど、なにより始めたことは全てやり遂げることができたのが本当に良かったです。

私としては、2年までは資格を取ることに専念できたと感じています。3年以降は、スケジュール的に、また自分の管理も含め、取りたかった資格にチャレンジできなかった点は残念な点です。でも反対にいろんな経験を、このゼミでしかできなかったことができた実感はあるので後悔はありません。この大学に入学し、この橘ゼミで活動することができて良かったです。ありがとうございました。

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卒業研究をやり終えて、無事に卒業できることに安心しています。4年生のゼミ活動は、あっという間でした。コロナで自粛期間もあり、前期は卒業研究をしている実感が薄かったです。正直、やる気も失せていました。前期はzoomでゼミをしたので、家から出ずに済むのは楽でしたが、なかなかオンオフの切り替えができなかったです。この時期は怠けていたなと今は思います。今まで通り研究室へ行き、先生やゼミ生と対面でゼミをするのが良いなと思いました。

後期からは対面でゼミをしていましたが、後半は個人での作業なので、自分との戦いだなと感じていました。なかなか思い通りに卒業研究が進まず、嫌になる時もありましたが、最後まで卒業研究をやり終えることができたので良かったです。

2年間のゼミ活動を振り返って、3年生のゼミ活動はイベントが多く、色々なことに取り組んで、自由に活動できていたなと思います。3年生の時は授業もゼミ活動も忙しく、当時は大変でしたが、今思えばあの忙しさも楽しく、充実していたなと感じています。4年生のゼミ活動は制限された中での活動で、3年生の時と比べると物足りなさはありますが、4年生時のイベントである卒業研究を無事に終えることができたのが一番だと思っています。

大学生活を4年間過ごし、最後の1年がコロナで自粛しなければならず、我慢の多い1年となってしまったのが残念でした。学生生活の最後の1年間が、思い通りに過ごせなかったのが悔しいなと感じています。

最後に、この大学に入学して、色々な人と出会えて過ごせて楽しかったです。

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ゼミでの2年間が私の大学生活として印象に残っています。

3年生のときは、1年を通してゼミのみんなと活動しました。私はひとりではなく、仲間と共に活動に取り組みたいと空間デザイン研究室を志望したため、とても充実した日々を送ることができました。どの活動においてもこれが正解というものはなく、自分たちが満足のいくものにしていったのではないかと思います。しかしそれはとても難しいことで、悩むこともありました。ですがグループ活動だからこそ成し遂げられたこと、そのときの思いを共有できたことはとても嬉しかったです。仲間とものをつくりあげる上では、誰かがまとめることはもちろん、ひとりひとりが自分の意見を伝え参加することが大切だと感じました。私は人の話を聞いていることが多かったですが、ゼミ活動を通して積極的に発言できるようになったと思います。

4年生は卒業研究の1年間でした。自分の卒業研究に対しては、満足のいくものができたのではないかと思います。取り組んでいるそのときは辛いことが多く、その思いを口にしてしまうこともありましたが、支え合ったゼミのみんなと卒論を提出したときはとても達成感がありました。

この4年間は、自由で自分の時間が多く持てる生活と、課題に追われる生活の、どちらでもありました。ですがこれが大学生活だとも感じました。長い休みになるたびに、人生でこんなにも自由な時間は今しかない、とのんびり過ごしていましたが、もう少し自分のためになる時間にもできたのではないかと思います。実践女子大学だからこそ穏やかな雰囲気の中、4年間勉強できたと感じています。そして空間デザイン研究室での2年間、大学生になってもまた仲間との活動ができ、多くの思い出もできました。そしてその思い出をゼミのみんなと共有できることをとても嬉しく思います。ありがとうございました!



2003-2021, Space Design Laboratory, JISSEN Univ.
Status: 2021-04-01更新